重曹うがいと正しいブラッシングのススメ

前の記事 からの続きです。


ちょっと前、歯科医師が書いた「歯はみがいてはいけない」

という、ふざけたタイトルの本が話題になりました。

歯科医が歯を磨いてはいけないなどと言うとは何事だ!

あり得ない!と思い、当時は全く読む気にもならなかった

のですが、後々見てみると、 


「歯は“食事の直後に”磨いては

いけない」



という内容だったようです。嫌ですね~狙ってますよね〜

明らかに(´-ω-`)


何故、食直後に歯を磨いてはいけないのかというと、

食事によって酸性に傾いたお口の中は、歯のエナメル

質が軟らかくなっている為、そこを歯ブラシでゴシゴシ

磨くとエナメル質を削ってしまい、却って虫歯になりやすく

なるからだそうです。

食直後でなくても、フルーツや甘いお菓子などを食べた

後でも、同じく酸性に傾いているので、要注意です。



酸性に傾いているお口の中は、普通に水でうがいを

しただけでは中和されることはなく、大体30分くらい

掛けて元のpHに戻るそうなんですが、弱アルカリ性の

重曹水でうがいをすると、30分待たなくても、うまいこと

中和されるという訳です。



重曹水の作り方は至って簡単♪

500mlのペットボトルに小さじ1杯(3g)程の重曹(勿論、

食品グレードを使用のこと)と水道水を入れてよく振って

できあがり。

或いは、100ml程の水に重曹小さじ1/2ほど混ぜても

良いです。




うがいといってもガラガラうがいではなく、30秒ほど

時間を掛けて、ブクブク・クチュクチュうがいをします。


歯磨き前にこの重曹うがいをすると、プラークが浮いて

くるので、歯磨きがしやすくなります^^

歯磨き後にもクチュクチュうがいをし、最後に舌の根元

まで重曹水が届くようにガラガラうがいをして完了です^^




重曹うがいは口腔内のpHを中和するだけでなく、


・歯の再石灰化を促す(初期の虫歯の進行を抑える)

・口臭の予防

・歯の着色改善及び予防

・煙草のヤニ付着改善及び予防

・口内炎や抜歯後の痛みの緩和



等の効果もあるようですので、是非習慣にしたい

ところですね^^



しかし、過度に効果を期待するあまり、必要以上に長く

口の中に溜めていたり、濃い濃度の重曹水を使ったり

すると、逆にエナメル質や歯肉を傷付けてしまいます。

特に、口内炎で口の中が荒れている時は、追い打ちを

掛けることになってしまうので、溶液の濃度や時間は

守るようにしましょう。



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どんなに丁寧に磨いても、簡単に虫歯ができてしまう

人もいれば、何日も磨かなくても虫歯にならない人も

います。

その違いは何なのかというと、生まれ持ったお口の中の

虫歯菌や常在菌の数が違うところにあるらしいです。

残念なことに、私の口の中は虫歯菌が多く存在している

らしく、小さい頃から虫歯だらけでした(´・ω・`)


でも、大人になるにつれて、虫歯になりたくないが為に

しっかり歯磨きをしてきたお陰で、歯周病に罹ったことは

一度もありません。かかりつけの歯医者さんから、

「このまましっかり磨いていれば、ガーネットさんは

80歳になっても歯が残っているよ!」

と太鼓判を押されました(^^)v


逆に、うちの父親は虫歯が大変できにくい歯の質の為、

ずーーーっと何年も歯磨きを疎かにしていたら、すごい

歯槽膿漏になり、治療がとても大変だったようです。

自分は歯を磨かなくても虫歯にはならないと、タカを括って

いた結果ですね。虫歯にはならなくても、歯槽膿漏には

なるという、良い?お手本です。

もしかしたら、虫歯と歯槽膿漏は反比例の関係にあるの

かもしれません。




歯医者さんに通ったことのある方なら、大抵ブラッシング

指導を受けたことがあると思うのですが、私が歯科衛生士

さんに指導を受けて一番印象に残っていることは、歯は力を

入れて磨くものではないということです。

皆さんも軽く磨いた方が良いということはご存じだと思います。

では、どれくらいの軽い力で磨けば良いのかというと…


歯ブラシを親指と人差し指の2本の

指だけで持って、それで磨いて

みてください。



え~!力が入らないよ~と思われるかもしれませんが、

それくらいの圧だけで十二分にプラークは除去できます。

力を入れて磨くとブラシが反り返ってしまう為、逆に

プラークが落としにくくなります。




前の記事で、超極細毛タイプの歯ブラシをメインで使い

続けていると、歯肉が後退し、知覚過敏になるという話を

しました。

その理由は、極細毛だとブラシにコシがない為、どうしても

歯面が綺麗に磨けずにプラークが残ってしまうから。

まな板をスポンジとタワシで洗うのとでは、汚れの落ち方が

違うという例えでお解りになるでしょうか?

歯は、あまり軟らか過ぎるブラシで磨き続けると刺激を

受けず(汚れが落とせず)、それが知覚過敏の原因の

一つとなるようです。

現に、私も普通毛に替えてから知覚過敏が治まりました。



また、超極細毛が歯周ポケットに入り込み、汚れを掻き出す!

という宣伝文句がありますが、歯科医師によると何の

根拠もない(=事実ではない)ということです。そればかりか、

毛先が細過ぎて歯肉を傷付けてしまうので、歯肉が後退

してしまうと言います。


実際の歯科医師と歯科衛生士のアドバイスをコピってみた

ので、ご参照ください。


従来の歯ブラシによるブラッシングで歯周病は十分予防出来ることは

科学的に証明されている訳ですから、わざわざ針みたいなものを

歯周ポケットに差し込もうとする必要はない様に思いますね。

普通に歯面のプラークを取り除くことだけ考えても、細い分かえって

効率が悪そうにさえ思います。

そもそも健康な方が歯周ポケット内を磨く必要は

まったくありません
ので、当院では歯周ポケットには毛先を

むしろ向けない様に指導をしていますが、もちろん問題はありません。

・・と、ほぼ全否定しましたが、実は歯周病の治療初期にだけ勧める場合はあります^^;




いわゆるシステマタイプの極細歯ブラシはお勧めしておりません。

ただ、多くの方が「隙間に入っている感じがするから」「テレビの

CMで歯周ポケットに届くと言っているから」と言う理由でなんとなく

選ばれているようです。

実際には、歯ブラシの毛先は深いポケット内に届かせることは

極めて困難ですし、不可能な場所もあります。 

またどんなに挑戦しても1、2mm程度しか歯周ポケット内に入れる

ことは出来ないという研究もあったと思います。

そして、

イメージとして、プラークが、歯周ポケットの中に、たまっていて、

それを掻き出すというのではなく、プラークは、あくまでも、歯周

ポケットでも、歯にくっついていると思うと良いと思います。

すなわち、歯周ポケットの中にたまっているのを

掻き出すのでなく、歯を磨くのです。


歯面に付着している汚れ(プラーク)をこすり落とすためには、

毛先が細く尖ったタイプより毛先がラウンド加工されたタイプの

ものが効率が良い
という研究は、私も読んだことがあります。

私自身が使い比べてみても、よくプラークが落とせない感覚を感じます。

よって、極細タイプはお勧め出来ない歯ブラシの1つです。



プロがこう言っているのですから、間違いないですよね!



最後に、

重曹うがいはプラークを除去するには大変効果を発揮

しますが、プラークが石灰化してしまった歯石を除去する

ことはきません。

歯石が溜まっている方は歯医者さんに行って歯石除去を

してもらいましょう!長い間、歯石を放っておくと、例外なく

歯槽膿漏になります。

責めて、半年に1回は歯医者さんを受診し、PMTC(歯石除去)

をしてもらいましょう!!



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